黒須家の人々

黒須　藍　 Kurosu Ai

高校卒業後店を継ぐため修行に入る。後々、遥と共に魚一を営む。
妻の姉妹は揃って教師を続けているため、実質、兄との二人三脚。今では素直に兄を尊敬してる。
２５でミケとできちゃった結婚。一男二女をもうける。
相変わらずシャイだが男気溢れるカッコいい父親。ミケの代わりに時に家事もこなす。
店の手伝いは息子にしかさせてない（理由＝年頃の娘が魚臭いのはどうかと思った）

黒須千乃　 Kurosu chino

大学卒業後、念願の小学校教師に。結婚して、２６で長女出産。
八百幸は兄の大悟が継いだが、たまに店番をやりに行ったりする。
寝坊することが多く、自分より器用なクロに家事を任せてしまうのはしょっちゅう。
あまりの適当っぷりに家族に呆れられることも多いけれど、一家の太陽で子どもたちの変化にもよく気付く良き母親。

黒須　幸　 Kurosu Sachi

長女・１８歳。高校３年生。７月生まれ。
からりとした明るい少女でミケ似。サバサバした社交的な性格。
あまり本音を見せないタイプで、のらりくらりとしている。短気でキレると喧嘩っ早い。
茶目っ気に溢れていて、ひとをからかったり冗談を言うのが好き。
よく柑二など年下の男子にちょっかいをかけて楽しんでいる。
元・新体操部のエース。

黒須　灯　 Kurosu Akari

次女・１５歳。中学３年生。通称アカ（たまにカリ）１２月生まれ。
クロにそっくり、中身はミケ似で単純。考えるより先に身体が動き、たまに幸に止められる。
意地っ張りで気が強い。故に誤解されることも多いが純粋でやさしい心の持ち主。
芳野に憧れ、日々女を磨くことに余念がない。弓道部。

黒須　陽　 Kurosu Hinata

長男・１３歳。中学２年生。通称ヒナ。３月生まれ。
椿、柏と同級で２人と仲が良い。
無愛想だが親切。淡々と魚屋の手伝いをこなし、手伝いを免除されている姉らに不満を持ったこともない。
心が広いというよりは無頓着。かといって自分を持っていないわけではない。武士のような性格。
寡黙ででしゃばらない分、周りの事によく気がつき、さりげなくサポートする縁の下の力持ち。

黒須　渚　 Kurosu Nagisa

遥と飛鳥の長男・２０歳。国立大経済学部２年生。通称ナギ。７月生まれ。
一梧とは親友。遥にそっくりでチャラ男にみられがちだが、思いやりがあり度量の大きい青年。頭の回転が早く、リーダーシップがある。
怖いもの知らずで、無人島に行っても普通に生きていけるだろうと言われるほど逞しい精神の持ち主。
梓とともに、女性的な名前のせいや可愛い妹を悪の手から守るおかげで喧嘩はめちゃくちゃ強い。
ふたりとも、大好きな両親が付けてくれた名前なので誇りを持っている。

黒須　梓　 Kurosu Azusa

次男・１８歳。通称アズ。写真の専門１年生。２月生まれ。
硬派で高潔な黒猫のイメージ。
ストイックで理想に近づけるための努力は惜しまない。多少協調性に欠けるマイペースさん。
若干ドライだが好きなことに関しては情熱的。細かい作業もお手の物な職人気質。
クロと毛並みが似ており気が合う。父や兄をうっとうしく思いつつも尊敬している。

黒須沙羅　 Kurosu Sara

長女・１４歳。中学２年生。９月生まれ。
飛鳥に似て凛とした美しさを持つ、儚げな少女。
大人しく控えめで自分からはあまり話さないが、芯が強い。
歳が離れた末っ子なため家族に溺愛されている。
文才があり、声楽の道も期待されてたりと芸術的才能に溢れている優等生。