話のあとになんたらかんたら言ってると読後感台無しになるナーと思ったので あとがき+解説的なページ。
本編を読んだあとにくるのがオススメでございます。







ベクトル

本誌ネタバレを含む、いつもの日常とそれぞれの想いのベクトルを含ませたお話。の、はずです(…)
おバカさんなキューは杏ちゃんと同じとこにいけるようなレベルを持ってなさそうだなーという偏見がふんだんに 盛り込まれたお話、という見方もできます(最悪)
イバちゃんは「ならなんでもうちょっと上に行かなかったのよ」なことを思ってため息をついた、という。
マモルの「頑張れるでしょ」は勉強ではなくイバちゃんのことです。「ちゃんと聞いてみれば」的な励ましです。 …絶対誰にもわかんないよこれ。わたしですらよくわかんなくなっている。

最終的にキューの中の矛盾や複雑な気持ちを感じ取っていただけたら幸いです。 キューの戸惑いや発見から始まる物語にしたかったので…。

なんだかしょっぱなからせつない感じになってしまいましたが、これからも付き合っていただけると嬉しいです。



ナッシングアイズ

「曇りガラスの恋」=「ナッシングアイズ」とちょっと関連性を持たせました。
何回も数えきれないくらい推敲をしたんですが……気づきました。 私また杏ちゃんを泣かせてる。
そろそろ、さすがにいいかげんにしろよと誰かに怒られそうです。どこの世界にヒロインをこんなに泣かせるやつがいますか。 哀しいことにここにいるけども。

個人的にはハル兄と杏ちゃんのからみが書けてうれしいです。特にセクハラ的なことをするあたりが(おい)
商店街の兄さん姉さんはこんな風に下の子たちを見守っているといい。


エンドレスサマー

なぜこんな話になってしまったのだろうと思う。
実はドタバタコメディみたいなんを考えてたんですよ。 ハプニング→「あっ…!」みたいな(意味わからん)。 というかほんと一時休戦で、連載の中の息の抜きどころにするはずだったのにできたのは!

初ホラーなんですけど。しかもあんまり迫力も恐怖感もないんですけど。
なにこれ…!!と駄文っぷりに震撼しましたが、これ以上どうしようもありませんでした(…)
とりあえず、杏ちゃんにだって弱いところはあるよってところを出したかったのです。 母親が亡くなった時みんなの前で大泣きしてはいますが、それ以降はもう頼れる姉御だったので。
別に弱いところを見せればいいってもんじゃありませんが、それでもちょっとは見方が変わるかなっと思ったのです。
それでこのホラー路線って管理人おまえってやつは…と呆れられても文句は言えません…。 単純にも程がある。


ソングイズエレジー

ちょっと急展開すぎたかなあ…。とは思うけれどまあいいかな、と思えるくらいになかなか気に入ってます。
終始「彼」呼びさせました。キューからちょっと距離を置いた感じを表したくて。 ちょっと硬い文を意識しました。
この回は一体どうしたらいいんだとうんうん悩んで、ようやくこれができたので嬉しい。 これに至るまでに3、4個は没にしましたから(笑)
さて、おそらく次はキューの反撃のようなそうでないような話です(意味がわかりません)


ミッドナイトトレイン

相変わらず外は嵐です。最初と最後だけちょっと違いますけれども。
キューの反撃のようなお話にする予定でしたが、変えて「気づく」お話にしました。 イバちゃんの気持ちにだったり、改めてイバちゃんは女なんだということだったり。 そしてキューの中にあった不思議な感覚の正体にも。本人は嫌がっていましたが(笑)

どうするか迷いましたが、やはり連載の流れ的にはこうなるしかありませんでした。 普通に行ったらもう少しトキメキパラダイスな状況で告白→ドキッ☆な感じになると思うんですが、 ええそんな初々しい告白話があってもいいとは思うんですが、私の手にかかるとどうしてもこういうせつな系に流れ、る…。
もっと幸せなラブストーリーを描いてやりたいもんです。今後の目標にしようと思います。
しっかし、かなりノープランで書きだした連載のために色んなつじつま合わせが大変です。頭痛い。

そしてキューくんはもっと聡くなるべきです。おかげで杏ちゃん泣かすの三回目ですよあなたどうしてくれんですか (※管理人にも非がある)
次回は杏ちゃんに優しくした理由とかもう少しキューの心情を掘り下げていけたらなあーと思います。 あくまでも予定は未定ですが←


レイニーレイニー

次がマーブルマイハートになる予定でしたが、急遽変更しました。 先に杏ちゃんの心情を書きたかったことと、最後の一波乱を入れたかったからです。 キューの心情は次になると思います。
しかし、ちょっと心配です。なんだか彼女の気持ちが薄っぺらく書かれているような気がして。 大丈夫かなあ…。
とにかく自らの心の変化に気づいて、イバちゃんはある行動に出るんですね。 想いの強さがあればあるほど、思わぬ方向に動くこともあると思います。それが書きたくてこうなりました。 決して悲劇のヒロインぶってるわけではなく、人としてもうここまでだ、と。 これからも仲良くしていきたい相手なら尚更、一旦こうするしかない決断です。
そして西原いらなくね?と反感を持たれそうで怖い(笑)

もう折り返し地点ですね。ラスト5回、どうなるか判りませんが、温かく見守っていただけると嬉しいです。


マーブルマイハート

やっとでました続き!といっても進展はまるでなしで申し訳ないです^^;
今回はキューの語られていない部分についてスポットライトを当てました。
なぜイバちゃんに優しくなったのか。今の気持ちはどんなものなのか。
キューの中の葛藤を著せていると嬉しいですが。
そしてラストの展開。そこで告白するかいと思われた方もいると思います。
理由としてはこの連載では本誌と違ってキューがちゃんと失恋していないからです。
ちょっと疑問に思っていたんですよね。 原作ではイバちゃんへのほのかな予感を抱いてキャッ、キューさんたら顔を赤らめて甘酸っぱいいい!となってますね。
でもこの連載ではどうもそうはならない。好きと言われて嬉しいよりも戸惑いが勝つキューしか書けない。
なんでだろうなあ、なんで甘い方に進まないのかなあ?とずっと苦戦していた部分なのですが…。 原作のキューのあの反応は、すでにきっぱりと飛鳥への想いにピリオドを打っているからだと気づきました。 そりゃ素直に次の恋も受け入れられますね。笑

というわけであのラストになったのでした。
キューはイバちゃんの倍以上盛大に泣くが良いよ!(笑顔)(ひどい)

アイハブユー


オールイズスパンコール


ラストシングスユーアー


ビサイズラブ